プリントTシャツが熱い!その起源や魅力に迫ります!

2019年の夏は、90年代ファッションがリバイバルして大流行となりました!この時代は、ストリートの時代でもあり、メッセージ性の強いファッションや個性を主張したファッション、そしてインパクトのある大きなロゴが入ったアイテム・古着などが流行りました。

90年代リバイバルブームが巻き起こる今、あらためて大きな注目を浴びているのが今回紹介する「プリントTシャツ」です!プリントTシャツは、普段着としてはもちろん、物販やイベント・販促用・作業用の制服など、様々なシーンで活躍するアイテムとして定着しています。

長い歴史の中で、あらゆるデザインのプリントTシャツが登場してきましたが、いまでは加工技術の発達によって、だれでも簡単にオリジナルのプリントTシャツは作り、楽しめる時代になりました。 ここでは、いまも昔も変わらず愛され続けているプリントTシャツをもっともっと好きになっていただくために、知っているようで意外と知らないプリントTシャツの起源について紹介します。

プリントTシャツの起源は・・・学生の間で人気となったのが始まり!?

プリントTシャツの起源に迫る前に、まずはそもそもTシャツというのはいつ生まれたのか?ということを紹介します。

Tシャツの起源は海軍が着用するアンダーウェア

第一世界大戦中、イギリスやフランスなどの海軍では、軽くて薄く、水や汗が乾きやすい綿を使ったアンダーウェアを着用していました。それからヒントを得たアメリカ海軍は、分厚くて重量のある制服に代わるアイテムとして機能性の高い綿のシャツを取り入れるようになりました。これが、Tシャツの起源と考えられています。

この頃のTシャツは、海軍が着用するアンダーウェアとして需要があったものの、あくまで下着としての位置付けであったため、Tシャツだけをファッションアイテムとして1枚で着るといった習慣はまだありませんでした。

Tシャツが一般市民にも徐々に知られるようになったのは、退役軍人たちがTシャツを1枚で着用して外を出歩くようになったことがきっかけです。その後、1950年代に放映された映画の主人公がブルーデニムに白のTシャツを着用していたことから一気に注目され、白Tシャツがファッションアイテムとして普及していきました。

プリントTシャツは米大学から生まれたプリントTシャツ

徐々に一般市民に普及し始めたTシャツでしたが、それと同時に誕生したのが「プリントTシャツ」です。
1940年代初頭、アメリカの陸軍でアンダーウェアとして使用されていたTシャツに初めてチームロゴが施されました。チームロゴには、アメリカ陸軍の紋章や部隊名、基地の名前などをあしらったものが多く、これをきっかけに様々な団体でTシャツにチームロゴを施すようになったと言われています。

Tシャツがアウターとして定着した頃、アメリカの大学でTシャツにウールフェルトを付けたのがプリントTシャツの起源という説もあります。当時、大学で体育の授業で生徒に貸し出すTシャツには、使用後にきちんと返却してもらうために管理番号が付けられていました。管理番号が入ったTシャツは学生たちの間で話題を呼び、それからはTシャツに大学の校章や学校名を入れたプリントTシャツが大人気となりました。
いまでも、世界中の海外の大学や高校の購買では、校章や学校名が入ったオリジナルプリントTシャツが販売されていて、旅行のお土産としても人気があります。

メッセージを発信するためのプリントTシャツ

1940年頃から一般市民にも普及し、その後はチームロゴなどを入れたプリントTシャツが注目されるようになりました。プリントTシャツが学生や労働者を中心に大きく注目された理由の一つは、プリントTシャツの「メッセージ性」にあると考えられています。

それまでは、アンダーウェアとして使用されてきたTシャツを1枚だけで着て、肌を露出するといったことはあまり良いことと捉えられていませんでした。しかし、後に一世を風靡した映画の主人公の装いがきっかけとなり、Tシャツを1枚で着るといったスタイルが大流行するようになります。

アウターとしてそのままTシャツを着るというスタイルが確立してからは、Tシャツの胸元や背中にチームロゴやグループ名、当時人気を集めていたスターの作品や、若者の主張などを文字やイラストにして入れる手法が一般的となります。プリントTシャツは、若者たちがメッセージを発信するためのアイテムとして流行し、1960年代に入ると選挙運動でも使用されるようになります。

意思を表すアイテムから商業アイテムへと変化

選挙運動で初めてプリントTシャツが使用されて以降、映画の宣伝用や販促用としてプリントTシャツは幅広く使用されるようになります。1970年代に入ると、アーティストによる戦争撲滅運動や自然保護運動、環境保全、人権保護といった活動において、意志を表すアイテムとしてプリントTシャツの勢いはどんどん加速していきます。
同時にシルクスクリーン印刷が生み出されたことで、一度にたくさんのTシャツにメッセージを印刷できるようになったことも、プリントTシャツが流行する大きなきっかけとなりました。

日本では、1960年頃からヒッピーを中心にプリントTシャツが一般にも広く認知され、徐々に普及しました。1970年後半にはヒッピーカルチャーからインスピレーションを得て作られたアウターTシャツが販売され、大きな話題を呼びます。
この頃から徐々に、メッセージや意思を表すアイテムとしてだけでなく、商業アイテムとしてプリントTシャツは新たな役割を担うようになります。

商業アイテムとしてのプリントTシャツは、その後有名スポーツブランドがスポーツの英雄をプリントしたTシャツを販売したり、有名アパレルブランドがブランドロゴを入れたTシャツを販売したりと、新たなアイテムが続々と登場しました。
そして、現在、プリントTシャツは人々のライフスタイルやカルチャーとして様々な分野に定着しています。

印刷技術の発展でプリントTシャツのバリエーションが増える

プリントTシャツは歴史とともに成長し、いまではファッションの世界でなくてはならないアイテムとして君臨しています。時代の流れに合わせて様々なプリントTシャツが登場しましたが、その背景には「印刷技術の発展」が大きく影響しています。

メッセージを伝えるアイテムとしてプリントTシャツが大流行していた当時、現在でも主流とされているシルクスクリーン印刷という印刷技術が開発されます。シルクスクリーン印刷が生み出さたことで、同じデザインの大量のプリントTシャツを短時間で作ることが容易になりました。

その後、専用シートを熱圧着によりTシャツにプリントする転写の印刷技術が生まれます。新しい印刷技術によって、丸首のTシャツだけでなくVネックなど形状の異なるシャツへの印刷もできるようになり、プリントTシャツのバリエーションは瞬く間に増えていきます。

そして今・・・改めて注目されるプリントTシャツの魅力!

今年は、90年代ファッションのリバイバルブームの影響もあり、メッセージ性の高い、個性溢れるプリントTシャツアイテムが大きく注目されています。1枚で着るのはもちろん、インナーとしても大活躍する定番アイテムとして、プリントTシャツは今後もますます進化が期待されています。

シルクスクリーン印刷や転写だけでなく、様々な印刷技術が生み出されている今、プリントTシャツはお店や企業だけが作るものではなく、誰でも簡単に制作できる時代へと進化を遂げています。様々なシーンで幅広く対応できるプリントTシャツはネットから簡単に注文できるので、是非この機会に理想のオリジナルプリントTシャツを作成してみてください!